両建ては取引の有効策になるのか

fsdf78839 通貨を購入している=買いポジション、通貨を売却している=売りポジションと言い、利益や損失が決定するまでは、買いか売りかのどちらかで「ポジションを建てている」状態となります。この双方のポジションを、同一の単位で建てている状態を「両建て」と言います。1万通貨の買いポジションを建てている状態で、かつ1万通貨の売りポジションも建てている状態です。

両建てによるメリットはあるのか?両建てする事で、為替差損は出ません。しかし、与えられるスワップは微かに減少していく状態となります。

具体的に言うと、ドル/円で1万ドルの買いポジションを建てたとします。そして1万ドルの売りポジションも建て、両建てとします。ドルが1円上がると、買いポジションの1万ドル×1円アップ=1万円の利益が出る事になりますしかしその一方で、売りポジションの方にも同様に、今度は1万円の差損が生じるというわけです。ですから、プラスマイナス0ということになりますね。さてここで問題となるのがスワップ金利です。

スワップ金利とは、通貨と通貨の金利の差から生み出される利益ですから、高い金利通貨のドルを売り、低い金利通貨の円を買うと(売りポジション)、スワップ金利はマイナスになってしまう結果になります。よくよく考えてもらうとわかる通り、買いポジションで生み出されるスワップ金利よりも、売りポジションでマイナスになるスワップ金利の方が実は大きくなってしまうのです。ですから、為替差損が発生しないというメリットはあるものの、総合的に考えると微妙にマイナスになってしまうという状態なのです。買いのスワップがプラス150円でも、売りのスワップがマイナス160円なら、結局マイナスになりますよね。

両建てしても恩恵はあまりない?
このような事象からも、両建てはあまり意味のない手法とされており、FX業者の中では両建てを認めていないところもあります。税金対策で有利になるというようなメリットも多少あるようですが、複雑なテクニックなどを使うため、その手間を考えるとあまり恩恵はないと言ってもよいでしょう。FXを極めている位の精通度を持った人、またあらゆる状況に対応できるテクニックを持っている人で無い限り、両建てのメリットはないと言って間違いありません。両建てをしなくても、資産を増やすことが可能なのがFXですから、あえての両建てはメリットがなくリスクがあるため、あまりお勧めできない手法です。

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