為替相場が変動する理由

 通貨の売買取引を行っている為替相場は、世界中に点在している為替市場で取り扱いがされており、この為替市場同士をインターネットなどの通信網などで相互間に連携させ、どこからでも取引が行えるようにしたものを外国為替市場と呼んでおり、巨大な仮想市場となっているのです。

こうしたことから、それぞれと為替市場には決められた取引時間と、土曜、日曜、祝日など休場日があるものの、為替市場同士がリレーをするような形であったり、時には並行して開場するような状況が発生するため、実際のところは、日本時間で言えば月曜日の早朝にニュージーランドにあるウェリントン市場が開場してから、土曜日の早朝にアメリカにあるニューヨーク市場が閉場になるまでの間、24時間つねに売買取引が行われているのです。

このような事情から為替相場は、眠ることなく常に変動を続けているのですが、その変動の最も基本になる考え方は、実は非常にシンプルなものになっており、為替相場が変動する理由は、その通貨に人気があるか、人気がないか、というだけのものになっています。

人気が高い通貨は、多くの人が欲しがるり買われるために、価格が上昇し価値が高まっていきます。
逆に人気の低い通貨は、多くの人から嫌われて売られるために、価格が下落し価値が低くなっていきます。

では、何が通貨の人気のありなしの理由になっているのか、という所になりますが、これが実は複雑な事情が絡み合う部分になります。

基本的には、金利の高い通貨、安定性のある通貨、成長が見込める通貨などに人気があつまり、その通貨を発行する国や地域の経済状況や政治動向などに左右され、また首相や政府高官、通貨を発行する中央銀行の総裁や、経済界の要人からの発表や発言などによって、その通貨の信頼度や見込みなどが大きく変わります。

また、その国の経済の状況を示す経済指標の発表や、国々のトップが集う会議や会談、経済ショックのような大きな出来事、台風や地震などの自然災害、テロや戦争など、様々な要素が複雑に絡み合いながら、通貨の人気を上下させ、結果として為替相場が変動するのです。


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